54話.女王さまの女子アナ
わたしは20代の女性です。
私は地方にあるC放送局のラジオリポーターのD子。
100人以上の応募の中から3人だけがリポーターに選ばれるという熾烈な競争に打ち勝って、リポーターの座を射止めることが出来ました。
学生時代はアイドルを目指して、いくつかオーディションを受けたけど、かすりもしないで全滅。
そこで、リポーターに応募→合格。
顔の出ない仕事とはいえ、毎日ラジオリポートが出来るなんて本当に良かったと私は大喜びしました。
毎日、3人のリポーターの内の2人がペアになって、ラジオカーに乗り込みます。
1人はラジオの生リポートを担当し、もう1人はサポート役となってラジオカーを運転し、現場で放送の為のセッティングをします。
3人全員がラジオの仕事が初めてで、協力し合い、慰め合える仲良しトリオと思っていたけど、その内、メンバーの1人のA子がとんでもない本性を現して、いろいろA子に振り回される日々になってしまったのです。
A子は、テンポのいいしゃべりができるので、私たちが活動を始めて1か月もすると、ラジオのディレクターたちは、すっかりA子びいきになっていきました。
A子ばかりが評価されるのはショックでしたが実力差があるのは事実でした。
めげずに頑張ろうと家に帰ってからもオフの日でも私はリポートの練習しました。
A子は、ディレクター達の前など表向きは、前向きで明るい良い子。
裏のA子は、意地が悪くて人を見下す。
私たちを下に見て、だんだん女王様気取りになっていったのです。
「ねぇ、喉が渇いた―。D子、そこの自販機で買ってきて、コーラのゼロカロリー。」
と初めて言われた時には驚きました。
「え、何で私が買うの?自分で買えばいいのに。」
と言い返すと、A子は私をじろりと睨んで
「いいのかなー。私がもっと自分の実力をディレクター達にアピールしたら、あんたなんてずっと私のサポート役になっちゃうわよ。」
「いい?何だったら、私がリポートのやり方教えてあげてもいいわよ。」
と自信たっぷりに返してきたのです。
更にA子は、ものすごく潔癖症なところがあって
「人が触った車のハンドルは触りたくない」
「マイクは、人の唾が気持ち悪い」
と言って、除菌シートで拭くようにと私に迫ってきたりするのです。
拒否るとしつこくウダウダ言うので
仕方なく除菌シートで拭くのは私がするという暗黙の了解が出来てしまいました。
仕事を始めて1年。
今では私のリポートは内容がしっかりしていて良いとディレクター達から信頼されるようになり、仕事がますます楽しくなっています。
A子はと言うと、彼女は半年も経たないうちに根を上げて、さっさと辞めてしまいました。
厄介払いが出来て正直ほっとしています。
今日も私は、はつらつと元気な生リポートをラジオから響かせます!
これを読んだだれかが聞いてくれてるといいな。。。
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ぼくは上司のパワハラによって「重度のうつ病」と診断されました。
ひどいときは、夜にナイフをみないと寝れませんでした。
「このナイフでいつでも死ねる…」
「…だから明日も1日がんばろう」
そうして、薬とお酒を飲んで寝ました。
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