13話.「残業なし」ウソばかりの歯科医院
わたしは30代の女性です。
私は歯科衛生士になるための専門学校を卒業。
一般の歯科医院に就職しました。
求人広告に出ていた紹介文には「残業なし」という言葉。
専門学校時代からほかの歯科医院でバイトをしていた私は、残業があるのは当たり前のことだと思っていました。
治療が遅れたり、患者がいきなり飛び込んできたりするからです。
それだけに「残業なし」の言葉はとても魅力的に感じました。
その歯科医院は、田舎にあり、昔から開業している歴史のある歯科医院だったので、「定時で帰ることができるほどに余裕があるところなのかな」と勝手に思い込んで「残業なし」だと信じ込んでいました。
ところが…実際に入ってみると、診療時間がどんどんと長引き、1時間半あるはずの昼休みも十分にとれず、せいぜい1時間程度。
その昼休み時間にカルテの整理などの仕事が入り込みます。
昼休み中も電話の対応をする必要がありますし、診療時間前に来た患者さんの相手をしなければなりません。
要するに昼休みとは名前だけで、完全に休むのは不可能な状態です。
昼の診療が始まると患者さんが次から次へと入ってくるので、瞬く間に時間が過ぎていきます。
歯科医院では当たり前のことですが、治療が思った以上に長引くことがあり、そうなると定時に帰ることは不可能です。
実際に、定時である19時に診療室を出られたことなんてほとんどありません。
歯科医院でバイトした経験があった私は、「昼休み中十分に休めないことも、定時に帰れないことも歯科医院で働いている以上、当たり前のことだ。」
と、ある意味で割り切って働いていましたので文句はありませんでした。
そして定時で帰れないのに「残業手当が出ない」という事実(あまりにも残業が数十日続いた場合にのみ、お小遣いが出ることがありましたが)。
当時、労働基準法などあまり詳しく知らなかった私はそのこと自体疑問に思う事もなく働いていました。
ある日友人と、残業や求人表の話になった時、友人が一言…
友人:それって、「残業がないっていう意味じゃなくて、残業手当がない」っていう意味だったんじゃ…
私;えっ…………。
そう。今まで残業手当がないことにすら気付いていなかったんです。
友人に言われるまで気が付かず、なんの疑問も抱かずに働いていた私自身の間抜けさにがく然とした瞬間でした。
その歯科医院で3年ほど働きましたが、その後違う歯科医院へ転職することに…。
そこで本当の意味での「残業なし」、「残業した場合手当がつく」という環境で仕事をさせてもらい、天国と地獄ほどの違いを感じました。
「残業なし」にはいろんな意味があるので、気をつけてください。。。
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